「生ける屍の群れ ゾンビーズ」
(ZOMBIETHON)
(1986年 アメリカ 73分)
「サンゲリア」の名場面集!+おまけゾンビ映画6本のダイジェスト。
ゾンビ映画7本のダイジェスト集。
オープニングや合い間をショート・ゾンビ映画でつないでます。
収録作品
「サンゲリア」
「ナチスゾンビ 吸血機甲師団」 (・・・レビューあり)
「ゾンビの秘宝」 (・・・レビューあり)
「FEAR」
「地獄墓地 死霊のうめき」 (・・・レビューあり)
「悪夢の死霊軍団 バージン・ゾンビ」 (・・・レビューあり)
「THE ASTRO-ZOMBIES」
つなぎエピソードの内容は以下の通り。
1 森を散歩中の女の子がゾンビに追いかけられまして、
映画館に逃げ込んだものの、周りの観客はみんなゾンビじゃん。
2 シーズンオフの寒そうなビーチにセクシーな水着ギャルが一人。
ゾンビに追いかけられて逃げ込んだ先は例の映画館。
3 海辺でエッチな妄想に耽っていた半裸の美女が、
ゾンビに捕まりお姫様抱っこされ、
まんざらでもない様子で映画館へ。
4 ゾンビに追われた若いママと幼い娘。
やっぱり映画館へ逃げ込み、ゾンビと一緒にゾンビ映画鑑賞。
映画館の上映作品という形でゾンビ映画のダイジェストへ移行します。
つなぎエピソードのゾンビはラバーマスク着用で、
燻製のようなミイラ状態タイプ。
残酷描写はゼロ。
冒頭の「サンゲリア」は、見せ場をほぼ全て網羅。
この時点で力尽きまして、
あとは脱力系作品がダラダラと6本続きます。
「ナチスゾンビ」「ゾンビの秘宝」「バージンゾンビ」、
あたりはこのダイジェストで丁度良い感じです。
全編鑑賞は苦行なので。
「透明ゾンビが女を襲う」というふれ込みの「死霊のうめき」。
あくまでもゾンビ映画と言い張るのなら、
透明な魔物が正体を現す問題の場面、
カットするなり差し替えるなりしとかなきゃダメですよ。
「FEAR」は幻想的なサイコ・スリラーで、
チャチなダミー使用の残酷描写が楽しいです。
幻想場面でミイラ系ゾンビが1人うろつきます。
ゾンビ登場時間数秒。
これでゾンビ映画扱いは無理があります。
「アストロゾンビ」は変なマスク被った奴が人を襲います。
「ゾンビ」って呼んでますが、
博士が造った改造人間という設定。
誤って殺人犯の脳を移植して凶暴化、
ってこれ「フランケンシュタイン」ですね。
ゾンビ映画の名場面集!
というよりは、
ダイジェスト版「サンゲリア」+有象無象。
無理矢理なアンソロジー。
無理して最後まで観なくてもいいよん。