進行状況106 大口開けるゾンビ! | 地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~

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「地獄の血みどろマッスルビルダー」監督・深沢真一によるホラー映画雑学&雑談ブログ!

またまた手作りゾンビ映画の進行状況!

 

↓こんな映画作ってます。
マッスルスチール小12

前述の通り効果音まで完了したんですが、
ここ数日はちょっと余計な事をやっておりました。

 

以前デジタル処理で作成した数カットに、
少々後処理を施しました。
デジタルでデッチ上げた事を判りにくくするために、
手振れの効果を付け加えてみたんです。

 

以下、一例です。

 

シナリオに
「ゾンビ、異常な程大きく口を開ける」
と書いたカット。

画コンテに描いたイメージではこんな感じ。

画コンテ大口開け

当初人間離れした不気味な感じを演出するために、
クレイアニメで処理する予定でした。

で、紙粘土をコネコネし始めたんですが・・・・・

 

上手く出来ない!

 

そこで極めて柔軟な頭の持ち主である私は、臨機応変に対応!


・・・・・要はあきらめまして、
大口を開けたダミーを作り、至近距離から魚眼で撮影することに。
カメラを引いて開いた口をどんどん写し込んで行けば、
アニメーションさせなくてもいけるはず!

 

ということで、思いつくなりすぐ製作開始。
役者さんの型取りもせずにダミーを作り始めたんですが・・・・・

 

上手く出来ない!

 

自分で作ったダミーヘッド見て笑いました。

 

そこで極めて柔軟な頭の持ち主である私は、臨機応変に対応!


・・・・・まあ、あきらめまして、

もうこうなったら役者さんの根性で何とかしてもらうことに!

 

「頑張って出来るだけ大きく口を開けて下さい。
出来れば、直径20センチ位を目標に」

 

人間の身体能力に期待しつつ私は言いました。
で・・・・・・・・・・・
こういう画が撮れました。


大口加工前

もうこれでいいや、
ってことでこの画をそのまま使用したんですが、
2年程前、突然閃きました。


「待てよ、ダメ監督の撮ったどんな酷いカットでも、

たちまちファンタスティックな映像に生まれ変わる、

デジタル画像処理という素晴らしい方法があるじゃないか!」

 

ってことでカット尻のフレームを加工してアニメーションさちゃいました。

結果こんな感じになりました。


大口加工後

変だけどなんか良い!

 

ただ、もとの映像は臨場感を出すため手持ちカメラで撮ってたので、

当然手ブレしています。

それがデジタル処理したフレームから

ピタッと固定されてしまうのが少々気になってました。

 

そこで今回デジタル処理した部分に「モーション=動き」を設定して、

映像をブレさせました。

生撮りの画からデジタルアニメへ、

自然につながるようにしたわけです。

 

まあやんなくても、よかったことなんですが、

やったらやはりちょっと良くなりました。

 

でもこういうのってやり出したら終わりがないんですよね。

私みたいな一人製作会社状態の場合、

小さな不備を捜し始めたらほんとキリがないですから。

で、こんなに時間ばかりかかっちゃってます。

 

サッサと声入れて仕上げちゃわないと、です。

 

・・・・・・・・・・

 

追記。

親しい人がちょっと困った目に遭ってまして、

また無免許弁護士業を同時進行しなきゃになりました。

まったく、もう、って感じですよ。

 

 

 

 


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