タイトルだけゾンビ映画!
ゾンビなんて出て来ねえじゃん!
という看板に偽り有りな偽ゾンビ映画。
自宅のコレクションを整理してたら続々出てきました。
ビデオバブルの頃乱発されたホラー映画ソフトの中には、
「ゾンビ」って付けときゃバカが買うらしいぞ、
的なネーミングが結構有りました。
というわけでバカが買った作品を何本かご紹介。
バカで悪かったな。
「ベビー・ゾンビ 鮮血の産ぶ声」
(I DON'T WANT BE BORN)
産まれたばかりの赤ちゃんがやたら重たくて、
噛み付いたり引っ掻いたりと凶暴。
しまいにはスコップで人の首を切断しちゃったりと、
周囲の人々に迷惑をかけます。
ちょっとおいたが過ぎるなあ、と思っていたら、
変なオッサンが取り憑いてましたよ。
「手首」切断!悪魔のゾンビノイド」
(DEMONOID)
悪魔が取り付いた手首が遺跡から発見されまして、
その手首に取り憑れた人が殺人狂になり、
周囲の人々に迷惑をかけます。
手首を切断するなり焼くなりしない限り治らないんですが、
なかなか自分の手首でバーベキューは出来ないもんです。
「ゾンビライダー」
(NIGHTMARE BEACH)
殺人の濡れ衣を着せられ
電気椅子で処刑された暴走族の男の死体が墓場から消えます。
その後黒ずくめのライダーが現れ、
電極やら火炎放射やらで人を焼くので、
マイアミ・ビーチは大迷惑。
でも族の男が甦ったわけじゃなくて、
意外なオヤジが地味に真犯人でしたよ。
「ハイスクールはゾンビテリア」
(RETURN TO HORROR HIGH)
過去に連続殺人事件が起き廃校となった高校で、
事件をモデルにしたホラー映画を撮影します。
そこへ事件の犯人が紛れ込んだらしく、
本当に殺人が起こって、
と思ったらそれは映画撮影の演出?
と思ったらやっぱり、みたいな
まあ、誰でも思い付きそうなお話。
「ゾンビ・怨霊の墓場」
(THE ALCHEMIST)
錬金術師に妻を殺され、
ついでに呪いまでかけられ不老不死となった男が、
妻に瓜二つの女性を救うため再び錬金術師と戦い勝利。
呪いが解けて一気に老け込むというお話。
パッケージ見た時点ですぐ、
「こりゃ偽者だな」って判るんですけどね。
判ってても手を出さずに要られないのがマニアの性分です。