「ゾンビパパ」
（ＫＩＳＳ ＤＡＤＤＹ ＧＯＯＤＢＹＥ）
（１９８１年 アメリカ ９２分）
ゾンビファンの鑑賞意欲を削ぐこのジャケットセンス。
全く観る気が起こりません！
ゾンビ映画のビデオ収集をしていた頃、
新宿の中古ビデオ店の投げ売りワゴンで発見。
価格は１、９８０円。
高い。
とても買う気にならず。
半年後、
セール！１、４８０円！
高い。
とても買う気にならず。
更に半年後、
ジャケもだいぶ色褪せてきたその価格は、
処分！９８０円！
高い。
とても買う気にならず。
その後、店主も諦めたようで、
４８０円。
保護のために購入しました。
それから約１０年。
一度も観ませんでしたが、このレビューのため、頑張って鑑賞。
超能力を持つ男女の双子（６歳位）を、
お父さんが世間から隠して育ててます。
ある日４人組の暴走族とトラブルになり、
お父さんは殺されます。
子供達はお父さんを超能力でゾンビ化。
車を運転させて出掛けたり、
せっかく作った砂山を壊した意地悪なお兄さんを脅かしたり。
そして仇である暴走族達にお父さんをけしかけ戦わせます。
主演の子二人の成長を追う写真を
延々と見せてくれるオープニングは、
上司の子供のアルバムを見せられてるかのよう。
殺人シーンに特殊効果は無し。
着弾も撃たれた真似だけ。
ゾンビによる殺人も首を締めるだけ。
殺された父親の服にちょろっと血が付くのが唯一のスプラッター。
ゾンビメークもは青白く塗っただけ。
ゾンビの顔には子供がペンで書いた変なマークがありますが、
お正月に羽子板で負けた人のよう。
盛り上がるところが無く見せ場ゼロ。
唯一の見どころは・・・
ゾンビパパが砂浜で人を襲う際、
砂の中をモグラのようにモコモコと進みます。
（歩いて近づいても何ら全く問題無し）
トドメにエンディングも子供達の記念写真。
主役の子役さんたちのご両親にのみお勧めの作品。
↓そんな脱力系ホラー「ゾンビパパ」の詳細な解説は下記サイトにて！
