テレビ放映される映画を、やたら録画しちゃいます。
同じ作品でも、何度も録ります。
その理由・・・
タイトル印刷済み録画ディスク(画像はテレビ録画ではなくVHSバックアップですが)
先日、
無料放送のBS松竹東急で、
黒沢清監督の異色ホラー、
「回路」、「CURE」、「ドッペルゲンガ―」が続けて放映されました。
この3本を1枚のブルーレイディスクに収めたくなり、全て録画。
でも実は、このうち「回路」と「CURE」の2本は、
最近一度放映されており、
その時も録画して、それぞれディスクに焼いてたんです。
こんな風に何度も録画しちゃう理由。
それは多分、
昔、映画を観る手段が限られていた時代を知っているから、
だと思います。
映画を観るには、
映画館で上映されている作品を観に行く、
か、
テレビで放映される作品を観る、
しか方法がなかった時代をギリギリ知っています。
子供の頃はそれが当たり前でした。
映画をコレクションする、なんて夢のまた夢。
なので、
SF・ホラージャンル作品のテレビ放映は大変貴重で、
見逃さないよう、
新聞や雑誌の情報を入念にチェックしてました。
我が家にベータのビデオデッキがやって来たのは、
13歳の頃かな?
当時はまだ高級品。
世間はまだ普及前だったので、かなり早かった方。
実家は自営業だったので、
私の贅沢な希望を父が叶えてくれました。
でも生テープも当時で1本5千円程と高価で、
録画するタイトルは厳選しなければならず、
泣く泣く上から別の映画を重ね録りしたりすることもしばしば。
大昔のテレビ録画テープ。ベータとVHS。
その頃からの癖で、
今でも気になるタイトルがBSで放映されたりすると、
必ず録画してディスクに焼き、保存してしまいます。
気付けばディスクが山積み状態。
観ようとも思えば、配信やブルーレイでいつでも観られるし、
場合によってはYouTubeに上がってたりする時代なのに。
映画を渇望してた頃の記憶がそうさせるんですかね。
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