ゾンビ映画をタダで撮りたい!
デジカムやパソコンが普及したこの時代。
お金なんて無くても映画は作れるんじゃない。
現在製作難航中の自作ゾンビ映画には、
本当に多額の費用がかかってしまいました。
セットや造形物、特殊効果などの美術費、衣装代、出演者の飲食費、
ほんの僅かではあるけれど出演料。
でも、こうした出費は、
その気になれば
限りなくタダに近づける事ができるはず。
身内や友人に出演を頼み、
衣装や美術は、身の周りにあるものを工夫して使用。
難航してる自作ゾンビ映画の製作費で一番大きな出費は、
フィルム代と現像料。
この作品は、フィルムの画調にこだわり、
8ミリフィルムで撮影しました。
1秒24コマ撮り、
フィルム1巻で2分30秒。
フィルム代、現像料合わせて約2,500円。
つまり10分カメラを回すのに1万円かかる。
「スタート」から「カット」まで全て使える訳じゃないうえ、
当然NGもあります。
10分のうち実際本編に使えるのは、
せいぜい1~2分ってとこ。
つまり1分1万円、
1時間の作品で60万円。
でもデジタルビデオなら
必要な画だけPCに取り込み、
テープは再利用すれば、
なんと60万円が0円に。
全くお金がかかりません。
デジタル処理で
フィルム調の画質に加工することも可能。
ということで、
ゾンビ映画を0円で作ってみようかと思ってます。
原則として画をPCに取り込んだら、
テープの方は消去。
でないとテープ代がかかったことになっちゃう。
また、自作ゾンビ映画のために用意した
特殊効果用の石膏やラテックス、紙粘土、
アクリル絵の具などが多量に余ってるので、
これらも使えたら、使ってしまおうと思います。
コンテなどあまりキッチリと描かず、
「ナチスゾンビ」 みたいなゆるい作品を、
短期間で気楽に撮ってみたいです。
実は既に今年(2005年)のゴールデンウィーク、
実験的に1本撮ってみました。
小学生の我が子と2人で製作。
ゾンビ映画です。
タイトルは「夜明けの怪物」(~子供が命名)。
約3時間の撮影で
完成品はピッタリ3分間。
製作費0円!
即席の特殊効果などもあり、
自分としては、一応満足できる仕上がり。
ただ、子供を出演させてるので、
今回、公開は無し。
ということで私の最新作は、
近所の小学生限定で近く公開されます。